# 管理画面の使い方
本章では、ULIZA En-Cluster (Cloud)の管理画面の操作方法について説明します。
# ログインする
弊社より案内する情報に従い認証情報を入力し、「ログイン」ボタンをクリックしてください。
# タスクの進捗管理画面を表示する
ログインに成功すると、タスクの進捗管理画面に遷移します。タスクの進捗管理画面の構成は以下の通りです。
# タスクの確認
タスクの進捗管理画面では、タスクのステータスが自動的に更新され、画面へ反映されます。
# ① ステータス別タスク統計
ステータス別にそれぞれのタスクの件数が表示されます。それぞれのステータスのチェックボックスにチェックを入れると、チェックを入れたステータスのタスクのみがタスクリストに表示されます。タスクのステータスは7種類あり、それぞれのステータスの詳細は以下の通りです。
ステータス名 | 説明 |
---|---|
準備中 | 入力ファイルのアップロード待ち(APIからタスクを登録した場合)、またはエンコード処理の前に必要な処理を実行中の状態です。 |
エンコード中 | エンコードの順番待ち、またはエンコード処理を実行中の状態です。混雑時にはエンコードの順番待ちが長引く場合があります。 |
アップロード中 | アップロードの順番待ち、またはアップロード処理を実行中の状態です。混雑時にはアップロードの順番待ちが長引く場合があります。 |
完了 | アップロード処理が完了し、すべての処理が正常に完了した状態です。 |
キャンセル中 | タスクの処理中にキャンセルされ、キャンセルを試みている状態です。統計には表示されません。 |
キャンセル済み | タスクの処理中にキャンセルされ、キャンセルが正常に完了した状態です。 |
エラー | タスクの処理中に何らかのエラーが発生した状態です。該当するタスクの詳細情報に表示されたエラーコードを参考に、トラブルシューティングを行ってください。 |
# ② タスクリスト
登録したタスクが一覧表示されます。各列は以下を表します。
列名 | 説明 |
---|---|
タスクID | タスクの識別子を表します。 |
ステータス | タスクのステータスを表します。 |
入力ファイル名 | タスクの入力ファイル名を表します。 |
コンテンツ名/出力ファイル名 | タスクの出力ファイル名(ULIZA VMS (Cloud)に登録するタスクの場合はコンテンツ名、ULIZA VMS G4に登録するタスクの場合はエピソードコード)を表します。なお、出力ファイルが複数ある場合でも1個のみ表示されます。 |
プリセット名/フォーマット | タスクに使用したプリセット名を表します。 |
タスク登録日時 | タスクの登録日時を表します。 |
# ③ タスクの詳細
タスクIDの文字列をクリックすることで、タスクの詳細情報を確認できます。エラーが発生したタスクの詳細情報にはエラーコードとエラーメッセージが表示されます。
# ④ タスクの検索
ここにキーワードを入力すると、そのキーワードを入力ファイル名、コンテンツ名、出力ファイル名、プリセット名のいずれかに含むタスクのみがタスクリストに表示されます。
# ⑤ タスクの表示期間
ここから期間を選択すると、選択した期間に登録されたタスクのみがタスクリストに表示されます。
# ⑥ 「更新」ボタン
このボタンをクリックすると、タスクリストが最新の状態に更新されます。
制限事項
登録済みのタスクは予告なく自動的に削除されます。ULIZA VMS (Cloud)のコンテンツや出力ファイルは削除されません。
# タスクのキャンセル/削除
# ⑦ 「キャンセル/削除」ボタン
このボタンをクリックすることで、そのタスクのステータスに応じてタスクのキャンセルや削除ができます。ただし、タスクのステータスがキャンセル中、アップロード中のいずれかである場合、タスクのキャンセルや削除ができません。
# タスクのキャンセル
選択したタスクのステータスが準備中、エンコード中のいずれかである場合、タスクの処理をキャンセルできます。「タスクのキャンセル」ダイアログが表示された後、「決定」ボタンをクリックすると、選択したタスクのステータスがキャンセル中に変化します。ステータスがキャンセル中のタスクは一定時間が経過すると、ステータスがキャンセル済みに変化します。
# タスクの削除
選択したタスクのステータスが完了、キャンセル済み、エラーのいずれかである場合、タスクを削除できます。「タスクの削除」ダイアログが表示された後、「決定」ボタンをクリックすると、選択したタスクが削除されます。なお、この操作はタスクリストから削除するのみであり、ULIZA VMS (Cloud)のコンテンツや出力ファイルは削除されません。
# ⑧ 「全件削除」ボタン
このボタンをクリックすると、「タスクの削除」ダイアログが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、ステータスが完了、キャンセル済み、エラーのいずれかであるタスクがすべて削除されます。なお、この操作はタスクリストから削除するのみであり、ULIZA VMS (Cloud)のコンテンツや出力ファイルは削除されません。
# タスクリストのCSV出力
# ⑨ 「CSV形式でエクスポート」ボタン
このボタンをクリックすると、タスクの詳細情報をCSVファイルでダウンロードします。削除されたタスクはCSVファイルに含まれません。なお、CSVファイルの行はストリーム単位のため、タスクリストの件数とCSVファイルの行数は異なる場合があります。
# 入力ファイルの管理
サイドバーの「入力ファイルの管理」をクリックすると、入力ファイル管理画面に遷移します。入力ファイル管理画面の構成は以下の通りです。
なお、管理画面を使用せずに、FTPやHTTP (WebDAV)などのプロトコルを使用して入力ファイルをアップロードする方法については、入力ファイルのアップロードについてを参照してください。
# ① 入力ファイルのドロップエリア
ここに入力ファイルをドロップすると、ドロップした入力ファイルがアップロードされます。
# ② 「エクスプローラを開く」ボタン
このボタンをクリックすると、エクスプローラが表示されます。エクスプローラから入力ファイルを選択すると、選択した入力ファイルがアップロードされます。
# ③ 入力ファイルリスト
アップロード済みの入力ファイルの一覧が表示されます。
# ④ 入力ファイルの検索
ここにキーワードを入力すると、そのキーワードをファイル名に含む入力ファイルのみが入力ファイルリストに表示されます。
# ⑤ 「更新」ボタン
このボタンをクリックすると、入力ファイルリストが最新の状態に更新されます。
# ⑥ 「一括削除」ボタン
1個以上の入力ファイルを選択してこのボタンをクリックすると、「入力ファイルの削除」ダイアログが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、選択したすべての入力ファイルが削除されます。
# ⑦ 「ダウンロード」ボタン
このボタンをクリックすると、選択した入力ファイルをダウンロードします。
# ⑧ 「削除」ボタン
このボタンをクリックすると、「入力ファイルの削除」ダイアログが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、選択した入力ファイルが削除されます。
制限事項
アップロード済みの入力ファイルは予告なく自動的に削除されます。
# タスクを登録する(かんたん)
サイドバーの「タスクのかんたん登録」をクリックすると、タスクのかんたん登録画面に遷移します。タスクのかんたん登録画面では、ULIZA En-Cluster (Cloud)でエンコード処理を行うために、タスクを登録できます。
タスクのかんたん登録画面では、プロファイルと入力ファイルを選択する操作のみで、複数のタスクが同時に登録されます。以下の流れに従い、タスクを登録します。
# プロファイルの選択
最初にプロファイルを選択します。プロファイルの入力欄をクリックすると表示される登録済みのプロファイルの一覧から適用するプロファイルを選択してください。
出力ファイル名などを実行時に毎回指定するプリセットを含むプロファイルを選択した場合、それらの値には入力ファイルから拡張子を除いた値が使用されます。
# 推奨設定を使用して ULIZA VMS (Cloud) に登録する
登録済みのプロファイルを使用せずに、推奨設定を使用してタスクを登録します。入力ファイルに応じて最大3つのストリームが作成され、ULIZA VMS (Cloud)にコンテンツとして登録されます。
補足
推奨設定の内容は変更される場合があります。
# ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのカテゴリを変更する
このチェックボックスにチェックを入れることで、ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのカテゴリを任意に指定できます。プロファイルで指定していないカテゴリに一時的に登録したい場合に使用します。
この項目はアップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」を指定したプリセットを含むプロファイルを選択した場合のみ表示されます。
# タスクの登録
プロファイルが選択された状態で、入力ファイルのアップロードを行うかアップロード済みの入力ファイルを選択し、「タスク一括登録」ボタンをクリックすることで、タスクが登録されます。
# 新規の入力ファイルからタスク登録
新規の入力ファイルを使用してタスク登録する場合、入力ファイルをドロップエリア(破線枠内)にドロップするか、「エクスプローラを開く」ボタンをクリックしてエクスプローラから入力ファイルを選択します。アップロードが完了すると、続けてタスクが登録されます。
なお、同時にアップロードできる入力ファイルの数は最大20個です。
# アップロード済みの入力ファイルからタスク登録
既にアップロード済みの入力ファイルを使用してタスク登録する場合、タスク登録に使用する入力ファイルを選択し、「タスク一括登録」ボタンをクリックすることで、タスクが登録されます。
なお、同時に選択できる入力ファイルの数は最大20個です。
# タスクを登録する(詳細)
サイドバーの「タスクの詳細登録」をクリックすると、タスクの詳細登録画面に遷移します。タスクの詳細登録画面では、ULIZA En-Cluster (Cloud)でエンコード処理を行うために、タスクを登録できます。タスク登録画面では、以下の流れに従いタスクを登録します。
# 入力ファイルとプロファイルの選択
エンコードする入力ファイルと適用するプロファイルを選択します。
出力ファイル名などを毎回指定するプリセットを含むプロファイルを選択した場合、以下のような入力欄が表示されます。なお、選択したプロファイルに出力ファイル名などを毎回指定するプリセットが複数含まれている場合に、それらのプリセット間で異なる出力ファイル名を指定することはできません。
# トリミングの設定
「動画をトリミングする」のチェックボックスにチェックを入れることで、指定された開始位置と終了位置で入力ファイルをトリミングして出力できます。トリミングの設定画面の構成は以下の通りです。
# ① 「再生して位置を指定」ボタン
このボタンをクリックすることで、プレイヤーが表示され、入力ファイルを再生しながら位置を指定できます。入力ファイルのフォーマットがMP4の場合のみ、このボタンをクリックできます。
# ② トリミング開始位置
トリミングの開始位置を秒単位で指定します。小数値を指定可能です。
# ③ トリミング終了位置
入力ファイルの再生位置0秒を基準にトリミングの終了位置を秒単位または終端で指定します。秒単位の場合、小数値を指定可能です。
注意
入力ファイルのエンコードパラメータによっては、指定した位置とは異なる位置でトリミングされる場合があります。
# マルチアングル動画の設定
「マルチアングル動画を作成する」のチェックボックスにチェックを入れることで、ULIZA Player向けのマルチアングル動画を作成できます。ULIZA Player側でマルチアングル動画の設定を行うことで、再生中に複数の映像を切り替えられる動画を作成できます。
ULIZA Playerのマルチアングル動画に関する設定についてはULIZA Player (Cloud)のドキュメント (opens new window)を、仕様についてはULIZA Player (HTML5)のドキュメント (opens new window)をそれぞれ参照してください。
マルチアングル動画の設定画面の構成は以下の通りです。
# ① 「追加の入力ファイルを選択」ボタン
このボタンをクリックすると、「追加の入力ファイルの選択」ダイアログが表示され、別のアングルに使用する入力ファイルを選択します。
なお、追加の入力ファイルに指定できる数は最大7個です。
# ② 「ラベル名を変更」ボタン
このボタンをクリックすることで、「ラベル名の変更」ダイアログが表示され、ULIZA Playerでの再生時のラベル名を変更できます。
# ③ アングルの一覧
マルチアングル動画の出力に使うアングルについて、ラベル名と入力ファイル名の一覧が表示されます。
# ④ 「上に移動」ボタン/「下に移動」ボタン
これらボタンをクリックすることで、入力ファイルが別の行に移動し、順番を並び替えることができます。
# 出力される動画の仕様
- オーディオ、ポスター画像、シークプレビュー画像は「入力ファイルとプロファイルの選択」で選択した入力ファイルのみが使用されます。
- 追加の入力ファイルのアスペクト比は「入力ファイルとプロファイルの選択」で選択した入力ファイルのアスペクト比に合うように、上下左右に黒枠が追加されます。
- プリセットで指定するビデオのサイズは1つのアングルについての幅を指定します。
- 実際の出力はアングルを2×アングルの数 (横×縦) のタイル状に並べた映像が出力されます。
- アングルが奇数の場合、右下の余白領域が黒一色の映像になります。
例としてアングルを3つにした場合、実際には以下の画像のような映像が出力されます。
注意
入力ファイルの尺は揃えてください。
# 推奨されるビデオのサイズ
マルチアングル動画の推奨解像度は1920x1080以下となります。推奨解像度を超えると端末によっては再生できない場合があります。推奨解像度を超えないようにプリセットのビデオ設定からビデオのサイズを設定します。
例として入力ファイルのアスペクト比が16:9の場合、以下のサイズを設定することを推奨します。
アングルの数 | 推奨されるサイズ(幅) |
---|---|
2 ~ 4 | 960 px |
5 ~ 6 | 640 px |
7 ~ 8 | 480 px |
アングルの数 | 推奨されるサイズ(高さ) |
---|---|
2 ~ 4 | 540 px |
5 ~ 6 | 360 px |
7 ~ 8 | 270 px |
# 優先度の選択
優先度を「高(75)」「標準(50)」「低(25)」から選択します。優先度が高いタスクは優先度が低いタスクよりも可能な限り先にエンコード処理が開始されます。また、優先度が同じタスクは登録順にエンコード処理が開始されます。
# ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツ
アップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」を指定したプリセットを含むプロファイルを選択した場合、以下のような入力欄が表示されます。コンテンツ名は、アカウント内で一意である必要があるため、すでにULIZA VMS (Cloud)に登録済みのコンテンツと同じコンテンツ名は使用できません。また、「ULIZA VMS (Cloud)設定の上書き機能を使用する」で「使用する」を選択することで、すでにプロファイルに登録済みのULIZA VMS (Cloud)設定の設定値をタスク登録時に上書きをすることができます。なお、上書きがされたULIZA VMS (Cloud)設定の設定値は、タスク登録時にのみ使用され、プロファイルに登録されません。
# 登録内容の確認
「次へ」ボタンをクリックすると、タスク登録の設定確認画面が表示されます。プロファイルに含まれるプリセットごとに出力ファイル名などの詳細が表示されます(タブをクリックして表示を切り替えてください)。「タスクの登録」ボタンをクリックすると、タスクが登録され、タスクの進捗管理画面に遷移します。
# プリセット上書き機能
タスク登録時に、プリセットに登録済みの設定値の上書きをすることができます。登録内容の確認画面で上書きをするプリセットの「プリセット上書き」ボタンをクリックすると、「プリセット上書き」ダイアログが表示されます。上書きをするパラメータの設定値を変更し、「決定」ボタンをクリックすると、プリセットに登録済みの設定値の上書きをし、エンコード処理が行われます。なお、以下のプリセットのパラメータは、タスク登録時に上書きをすることができません。また、すでにプリセットに登録済みのストリームの削除はできません。
セクション | パラメータ |
---|---|
出力先設定 | 出力ファイルのアップロード先 |
出力ファイル設定 | フォーマット, 出力ファイル名 |
HLS詳細設定 | セグメントファイルのファイル名の接頭辞の指定方法 |
ポスター画像設定 | ポスター画像のアップロード先, ポスター画像のファイル名の指定方法, シークプレビュー画像のアップロード先, シークプレビュー画像のファイル名の指定方法 |
ULIZA VMS G4設定 | エピソードコード, エピソード名 |
ストリーム設定 | ストリームの名前 |
# CSVインポートする
サイドバーの「CSVインポート」をクリックすると、CSVインポート画面に遷移します。複数のタスクを一括して登録するために、CSVインポート機能を使用できます。CSVインポート画面では、以下の流れに従いタスクを登録します。
# CSVファイルのインポート
ドロップエリア(破線枠内)にCSVファイルをドロップするか、「エクスプローラを開く」ボタンをクリックし、CSVファイルを選択します。CSVファイルは1行目に以下の項目名を記述し、2行目以降にタスクごとに必要な項目を記述します。また、CSVファイルの拡張子は .csv、文字エンコーディングはShift_JISとしてください。なお、「CSVファイルのテンプレートをダウンロード」ボタンをクリックすることで、以下の項目名が記述されたテンプレートをダウンロードできます。
項目名 | 説明 |
---|---|
input_filename(必須) | エンコードするアップロード済み入力ファイル名を記述します。70文字以内で指定してください。 |
profile_name(必須) | 適用するプロファイル名を記述します。あらかじめ登録されているプロファイルの名前を記述します。この項目は半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、30文字以内で指定してください。 |
output_filename | 出力ファイル名から拡張子を除いたもの(ULIZA VMS (Cloud)に登録するタスクの場合はコンテンツ名、ULIZA VMS G4に登録するタスクの場合はエピソードコード)を記述します。また、この項目は以下の場合に必須です。 ● 出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」を指定して登録したプリセットを用いる場合。この項目は半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、200文字以内で指定してください。 ● 出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS G4」を指定し、かつエピソードコードに「任意の文字列(実行時に毎回指定)」を指定して登録したプリセットを用いる場合。この項目は半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、70文字以内で指定してください。 ● 出力ファイルのアップロード先に「指定したURL」または「S3バケット」を指定し、かつ出力ファイル名に「任意の文字列(実行時に毎回指定)」を指定して登録したプリセットを用いる場合。この項目は半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、70文字以内で指定してください。 |
segment_filename_prefix | セグメントファイルのファイル名の接頭辞を記述します。この項目は、半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、50文字以内で指定してください。また、この項目は以下の場合に必須です。 ● 出力ファイルのアップロード先に「指定したURL」または「S3バケット」を指定し、かつセグメントファイルのファイル名の接頭辞の指定方法に「任意の文字列(実行時に毎回指定)」を指定して登録したプリセットを用いる場合。 |
poster_filename_prefix | ポスター画像のファイル名を記述します。この項目は、半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、50文字以内で指定してください。また、この項目は以下の場合に必須です。 ● ポスター画像のアップロード先に「指定したURL」または「S3バケット」を指定し、かつポスター画像のファイル名の指定方法に「任意の文字列(実行時に毎回指定)」を指定して登録したプリセットを用いる場合。 |
seek_preview_filename | シークプレビュー画像のファイル名を記述します。この項目は、半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、50文字以内で指定してください。また、この項目は以下の場合に必須です。 ● シークプレビュー画像アップロード先に「指定したURL」または「S3バケット」を指定し、かつシークプレビュー画像のファイル名の指定方法に「任意の文字列(実行時に毎回指定)」を指定して登録したプリセットを用いる場合。 |
content_title | ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのタイトルを記述します。この項目は200文字以内で指定してください。また、この項目は以下の場合に必須です。 ● 出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」を指定して登録したプリセットを用いる場合。 |
content_description | ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツの説明を記述します。この項目は5000文字以内で指定してください。 |
content_category | ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのカテゴリの名前を記述します。この項目はプロファイルに指定したカテゴリとは異なるカテゴリを指定したい場合に記述します。また、この項目は302文字以内で指定してください。 |
episode_name | エピソード名を記述します。この項目は以下の場合に必須です。 ● 出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS G4」を指定し、かつエピソード名に「任意の文字列(実行時に毎回指定)」を指定して登録したプリセットを用いる場合。この項目は100文字以内で指定してください。 |
priority | 優先度を0 ~ 99の整数で記述します。 |
制限事項
CSVインポート機能でインポートできるCSVファイルは最大500行です。
# 登録内容の確認
CSVファイルが正常に解析されると、登録可能なタスクのリストが表示されます。「ジョブ名」にCSVインポートジョブの名前を任意で指定できます。「インポートを開始」ボタンをクリックすると、CSVインポートジョブが登録され、CSVインポートジョブの確認画面に遷移します。
CSVインポートジョブが登録されると、インポートの内容に従って自動的にタスク登録が行われます。
# CSVインポートジョブによるタスク登録状況の確認
CSVインポートを開始するか、またはCSVインポート画面から「CSVインポートジョブの確認」ボタンをクリックすると、CSVインポートジョブの確認画面に遷移します。CSVインポートジョブの確認画面の構成は以下の通りです。
# ① CSVインポートジョブの一覧
登録したCSVインポートジョブが一覧表示されます。
# ② CSVインポートジョブの検索
ここにキーワードを入力すると、そのキーワードをジョブ名に含むCSVインポートジョブのみが一覧に表示されます。
# ③ 「CSVインポートジョブの追加」ボタン
このボタンをクリックすると、CSVインポート画面に遷移します。
# ④ CSVインポートジョブの状態
CSVインポートジョブによるタスク登録の進捗状況を表します。状態の詳細は以下の通りです。
状態 | 説明 |
---|---|
準備中 | タスク登録がまだ開始されていない状態です。 |
タスク登録中 | タスク登録を行っている状態です。登録するタスクの件数によっては登録に時間がかかる場合があります。 |
正常終了 | すべてのタスク登録が正常に完了した状態です。 |
エラー | タスク登録に1件以上失敗した状態です。詳細画面から詳細結果をCSV形式でダウンロードすることで、どのタスクの登録に失敗したかを確認できます。 |
「詳細」をクリックすると、CSVインポートジョブの詳細画面が表示されます。詳細画面ではタスク登録の進捗状況や、登録されたタスクの進捗状況を件数で確認できます。また、「詳細結果をCSV形式でダウンロード」ボタンをクリックすると、タスク登録に成功したかどうかの項目(項目名:import_result)が追加されたCSVをダウンロードします。
制限事項
登録済みのCSVインポートジョブは予告なく自動的に削除されます。ULIZA VMS (Cloud)のコンテンツや出力ファイルは削除されません。
# プロファイルを登録する
サイドバーの「プロファイルの登録」または、プロファイル管理画面の「プロファイルの登録」ボタン、任意のプロファイルの「プロファイルの編集」をクリックすると、プロファイル設定画面に遷移します。プロファイル設定画面は以下のセクションから構成されます。
# プリセット設定
プロファイルに含めるプリセットを選択します。プロファイルはプリセットを最大15個まで含むことができます。
# ULIZA VMS (Cloud)設定
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツに関する設定を行います。なお、「ULIZA VMS (Cloud)設定」は、出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」を指定したプリセットを「プリセット設定」で1個以上選択した場合にのみ表示され、設定が必要です。
「ULIZA VMS (Cloud)設定」は以下のセクションから構成されます。
# 全般設定
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツの設定を行います。新規にコンテンツのカテゴリおよび、コンテンツのラベル、コンテンツフォワードポリシー、ストリーミングポリシーを追加する方法については、ULIZA VMS (Cloud)のユーザーガイド (opens new window)を参照してください。
# コンテンツのカテゴリ
ULIZA VMS (Cloud)に登録されているカテゴリから、コンテンツのカテゴリを指定します。
# コンテンツのラベル
ULIZA VMS (Cloud)に登録されているラベルから、コンテンツのラベルを指定します。指定できるラベルの数は0 ~ 50個です。
# 登録後のコンテンツの公開状態
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツの登録後の公開状態を指定します。この項目は以下の値が指定可能です。
値 | 説明 |
---|---|
公開 | コンテンツを公開コンテンツとして登録します。 |
非公開 | コンテンツを非公開コンテンツとして登録します。 |
# コンテンツフォワードポリシー
ULIZA VMS (Cloud)に登録されているコンテンツフォワードポリシーから、コンテンツのコンテンツフォワードポリシーを指定します。「指定しない」を指定した場合、ULIZA VMS (Cloud)に登録されているデフォルトポリシーを使用します。
# ストリーミングポリシー
ULIZA VMS (Cloud)に登録されているストリーミングポリシーから、コンテンツのストリーミングポリシーを指定します。「指定しない」を指定した場合、ULIZA VMS (Cloud)に登録されているデフォルトポリシーを使用します。
# ストリームセット設定
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのストリームセットの設定を行います。ストリームセット設定の構成は以下の通りです。
# ① ストリームセットリスト
登録済みのストリームセットが一覧表示されます。1個のプロファイルには、最大5個までのストリームセットを登録できます。
# ② ストリームセット
登録済みのストリームセットに含まれるストリームの数とストリームセット名が表示されます。ストリームセットの追加方法は、プリセット設定でプリセットを選択した際に自動で追加する方法と、任意のストリームセットを追加する方法(ストリームセットの追加/編集ダイアログを参照)があります。自動で作成されたストリームセットは、フォーマットに「MP4」または「PASSTHROUGH」が指定されたプリセットを選択した場合はひとつのストリームを、フォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」または「DASH (暗号化あり/なし)」が指定されたプリセットを選択した場合はプリセットに指定されたすべてのストリームを含みます。
# ③ ストリームリスト
登録済みのストリームが一覧表示されます。1個のプロファイルには、最大10個までのストリームを登録できます。
# ④ ストリーム
ストリームが登録されているプリセットIDとプリセットで指定されたストリームの名前、フォーマットなどのストリームの詳細情報が表示されます。
# ⑤ 「ストリームセットの追加」ボタン
このボタンをクリックすると、「ストリームセットの追加」ダイアログが表示されます。
# ⑥ ストリーム選択ボックス
ストリームセットにストリームを追加するには、ストリームセットをクリックし、ストリームセットに含めるストリームを選択します。ストリームセットには、1 ~ 10個の同一のフォーマットのストリームを組み合わせることができます。なお、フォーマットに「MP4」または「PASSTHROUGH」が指定されたストリームを複数組み合わせることはできません。フォーマットに「DASH (暗号化あり/なし)」が指定されたプリセットを選択した場合、異なるプリセットに登録されているストリームをストリームセットに含めることはできません。
# ⑦ 「ストリームセットの編集」ボタン
このボタンをクリックすると「ストリームセットの編集」ダイアログが表示され、選択したストリームセット名の編集と配信ネットワークの指定ができます。なお、ストリームセットにストリームが1個以上含まれている場合、配信ネットワークの指定ができません。
# ⑧ 「ストリームセットの削除」ボタン
このボタンをクリックすると、選択したストリームセットが削除されます。
# ストリームセットの追加/編集ダイアログ
ストリームセット名と配信ネットワークを指定し、「決定」ボタンをクリックすることで、ストリームセットの追加または編集ができます。ストリームセット名は、半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、200文字以内で指定してください。配信ネットワークを指定する場合、詳細設定の配信ネットワークからULIZA VMS (Cloud)に登録されている配信ネットワークを指定してください。配信ネットワークに「自動選択」を指定すると、ストリームのフォーマットに最適な配信ネットワークをULIZA VMS (Cloud)が自動で指定します。ストリームセットに指定された配信ネットワークの配信フォーマットとストリームのフォーマットが異なる場合、ストリームセットにストリームを含めることができません。そのため配信ネットワークは、特に理由がない限り「自動選択」を指定することを推奨します。
# タグ設定
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのタグの設定を行います。「タグを追加」ボタンをクリックすることで、最大50個までのタグを指定できます。「タグの削除」ボタンをクリックすると、タグが削除されます。以下の設定項目があります。
# タグ[キー]
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのタグのキーを指定します。この項目は50文字以内で指定してください。
# タグ[値]
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのタグの値を指定します。この項目は200文字以内で指定してください。
# ポスター画像設定
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのポスター画像の設定を行います。以下の設定項目があります。
# ポスター画像を出力する
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツにポスター画像を出力するかを指定します。ポスター画像はJPEG形式で出力されます。
# ポスター画像の出力枚数
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのポスター画像の枚数を指定します。再生前スライドショーに「使用しない」を指定した場合、1~100の整数が指定可能です。再生前スライドショーに「使用する」を指定した場合は1 ~ 20の整数が指定可能です。
# ポスター画像のサイズ(幅)
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのポスター画像の幅をピクセル値で指定します。この項目は2 ~ 4096の偶数値が指定可能です。
# 再生前スライドショーを使用する
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのポスター画像を再生前スライドショーに使用するかを指定します。以下の値が指定可能です。
値 | 説明 |
---|---|
使用しない | ULIZA VMS (Cloud)に登録するすべてのポスター画像をコンテンツの再生前スライドショーに含めないように設定します。 |
使用する | ULIZA VMS (Cloud)に登録するすべてのポスター画像をコンテンツの再生前スライドショーに含めるように設定します。次の1項目を指定する必要があります。 |
再生前スライドショー表示間隔(ミリ秒) | ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツの再生前スライドショーの画像切り替え間隔をミリ秒単位で指定します。この項目は1以上の整数が指定可能です。 |
# 入力ファイルの最初のフレームから出力する
入力ファイルの最初のフレームからポスター画像を生成するかを指定します。「出力しない」を指定した場合、ポスター画像の出力枚数で指定した値と入力ファイルの尺に応じて、1枚目のポスター画像が出力されます。
# シークプレビュー画像設定
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのシークプレビュー画像の設定を行います。以下の設定項目があります。
# シークプレビュー画像を出力する
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツにULIZA Playerで使用可能なシークプレビュー機能用の画像を出力するかを指定します。なお、シークプレビュー画像は、入力ファイルにビデオストリームが含まれ、総フレーム数が200枚以上ある場合にのみ出力されます。
# プロファイルの登録/更新
設定を終えたら、画面右下の「保存」ボタンをクリックします。以下のような「プロファイル名設定」ダイアログが表示されるので、プロファイル名と説明(任意)を入力し、「保存」ボタンをクリックします。プロファイル名は、半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、30文字以内で指定してください。
# プロファイルの共有
マスターアカウントでプロファイルの登録/更新を行う場合、「このプロファイルをサブアカウントに共有する」のチェックボックスにチェックを入れることで、プロファイルをサブアカウントに共有することができます。サブアカウントは共有されたプロファイルを「タスクのかんたん登録」で使用することができます。
# プロファイルを管理する
サイドバーの「プロファイルの管理」をクリックすると、プロファイル管理画面に遷移します。ULIZA En-Cluster (Cloud)では、タスク登録時にプロファイルを指定する必要があります。プロファイル管理画面の構成は以下の通りです。
# ① プロファイルリスト
登録済みプロファイルが一覧表示されます。また、プリセット名にマウスカーソルを重ねるとプリセットの情報が表示されます。
# ② プロファイルの検索
ここにキーワードを入力すると、そのキーワードをプロファイル名または説明に含むプロファイルのみがプロファイルリストに表示されます。
# ③ 「更新」ボタン
このボタンをクリックすると、プロファイルリストが最新の状態に更新されます。
# ④ 「プロファイルの登録」ボタン
このボタンをクリックすることで、プロファイル設定画面に遷移し、プロファイルを登録できます。
# ⑤ 「プロファイルの編集」ボタン
このボタンをクリックすることで、プロファイル設定画面に遷移し、選択したプロファイルを編集できます。
# ⑥ 「プロファイルの共有」ボタン
このボタンをクリックすると、「プロファイルの共有」ダイアログが表示されます。プロファイルの共有設定を切り替えることができます。
# ⑦ 「プロファイルの削除」ボタン
このボタンをクリックすると、「プロファイルの削除」ダイアログが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、選択したプロファイルが削除されます(プロファイルに含まれるプリセットは削除されません)。
# プリセットを登録する
サイドバーの「プリセットの登録」をクリックするか、プリセット管理画面の「プリセットの登録」ボタンまたは任意のプリセットの「プリセットの編集」をクリックすると、プリセット設定画面に遷移します。プリセット設定画面は以下のセクションから構成されます。
# 出力先設定
出力ファイルのアップロード先の設定を行います。
# 出力ファイルのアップロード先
出力ファイルのアップロード方法を指定します。以下の値が指定可能です。ただし、指定可能なアップロード方法はアカウントにより異なる場合があります。
値 | 説明 |
---|---|
ULIZA VMS (Cloud) | ULIZA VMS (Cloud)に登録します。 |
ULIZA VMS G4 | ULIZA VMS G4に登録します。ULIZA VMS G4アカウントをあらかじめ登録しておく必要があります。 |
指定したURL | 出力ファイルのアップロード先URLで指定したURLにアップロードします。 |
S3バケット | 出力ファイルのアップロード先S3バケットで指定したS3バケットにアップロードします。 |
# 出力ファイル設定
# フォーマット
出力フォーマットを指定します。以下の値が指定可能です。ただし、指定可能なフォーマットはアカウントにより異なる場合があります。
値 | 説明 |
---|---|
MP4 | MP4形式で出力します。 |
HLS (暗号化あり/なし) | HLS形式で出力します。暗号化の有無を指定可能です。 |
DASH (暗号化あり/なし) | MPEG-DASH形式で出力します。暗号化の有無を指定可能です。出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS G4」を指定した場合は指定できません。また、「DASH (暗号化あり)」を指定するには別途契約が必要となります。 |
PASSTHROUGH | トランスコードを行わず、入力ファイルを出力ファイルのアップロード先で指定したアップロード先に出力します。出力ファイルのアップロード先で「ULIZA VMS G4」を指定した場合は指定できません。 |
# 出力ファイル名
出力ファイルのアップロード先に「指定したURL」または「S3バケット」を指定した場合の設定項目です。出力ファイルのファイル名を指定します。以下の値が指定可能です。
値 | 説明 |
---|---|
入力ファイル名と同じ | 入力ファイル名から拡張子を除いた値を使用します。入力ファイル名に半角英数字、ハイフン、アンダースコア以外の文字が含まれる場合、出力ファイル名は自動的に生成されるファイル名に変更されます。 |
入力ファイル名に接頭辞/接尾辞を付与 | 入力ファイル名から拡張子を除いた値に、次の入力欄で指定した接頭辞/接尾辞を付与した値を使用します。接頭辞/接尾辞は半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、30文字以内で指定してください。入力ファイル名に半角英数字、ハイフン、アンダースコア以外の文字が含まれる場合、出力ファイル名は自動的に生成される文字列に接頭辞/接尾辞が付いたファイル名に変更されます。 |
任意の文字列(実行時に毎回指定) | タスクの登録時に毎回指定します。 |
補足
自動的に生成されるファイル名は現在日時をベースに生成します。以下にファイル名の例を示します。
content-2022-10-04-16-58-50-811-ac94fb18.m3u8
# 出力ファイルのアップロード先URL
出力ファイルのアップロード先URLを指定します。URLスキームはhttp(s)、ftp(s)が使用できます。必要に応じて認証情報やポート番号を指定してください。
設定例:ftp://username:password@example.com:21/example/
# 出力ファイルのアップロード先S3バケット(バケット名/オブジェクトのキーの接頭辞)
出力ファイルのアップロード先のS3バケットを指定します。S3のオブジェクトのキーの接頭辞を指定する場合、アップロード先のS3バケットの名前の直後にスラッシュを入力し、任意のオブジェクトのキーの接頭辞を指定します。この項目は150文字以内で指定してください。なお、認証情報は、S3バケットアクセス許可設定で指定してください。
設定例:bucket-name/object-prefix
# HLS詳細設定
HLSの設定を行います。HLS詳細設定は、フォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」を指定した場合にのみ表示され、設定が必要です。
# セグメント秒数
フォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」 を指定した場合の設定項目です。HLSのセグメント秒数を指定します。ビデオ設定の「キーフレーム間隔」の整数倍でない値を指定した場合、実際に出力されるセグメントの秒数が指定通りにならない場合があります。
# マルチオーディオの設定
「マルチオーディオ」を有効にするかを指定します。詳細は、マルチオーディオの設定についてを参照してください。
値 | 説明 |
---|---|
1つのオーディオトラックを出力 | マルチオーディオを無効にします。入力ファイルに含まれているオーディオトラックのうち、ストリーム番号の一番小さいオーディオトラックを1個出力します。 |
複数のオーディオトラックを出力 | マルチオーディオを有効にします。入力ファイルに含まれているオーディオトラックの数に応じて、オーディオトラックを最大6個出力します。 |
# セグメントファイルのファイル名の接頭辞の指定方法
フォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」を指定した場合の設定項目です。HLSのセグメントファイルのファイル名の接頭辞を指定します。
値 | 説明 |
---|---|
指定しない | "mediafile" が使用されます。 |
任意の文字列(実行時に毎回指定) | タスクの登録時に毎回指定します。 |
# HLS鍵文字列
フォーマットに「HLS (暗号化あり)」を指定した場合の設定項目です。出力ファイルの暗号化に使用する鍵文字列の設定方法を指定します。以下の値が指定可能です。
値 | 説明 |
---|---|
自動生成 | 鍵文字列を自動的に生成します。出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」または「ULIZA VMS G4」以外を指定した場合、各ストリームのサブディレクトリに鍵ファイルkey.binが出力されます。 |
手動設定 | 指定した鍵文字列で出力ファイルを暗号化します。出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」または「ULIZA VMS G4」を指定した場合は指定できません。次の2項目を指定する必要があります。 |
鍵文字列 | 暗号化に使用する鍵文字列を32文字の16進数文字列で指定します。 |
HLS鍵取得URL | HLSのプレイリストファイルに記述される鍵取得先URLを指定します。 |
# マルチオーディオの設定について
マルチオーディオを有効にすると、主音声と副音声の切り替えや、複数の言語のオーディオの切り替えが可能になります。マルチオーディオを有効にした場合、以下の点にご注意ください。
対応する入力ファイル形式について
入力ファイルは、フォーマットがMPEG-2 TSでオーディオトラックを2個以上含んでいる必要があります。
ストリームの出力について
入力ファイルに含まれるオーディオトラックのうち、ストリーム番号が一番小さいオーディオトラックがビデオと多重化されます。それ以降のオーディオトラックは、ストリーム番号が小さい順に副音声としてオーディオのみが出力されます。7番目以降のオーディオトラックは出力されません。ストリーム番号は、Program Map Table (PMT)パケットの記述順で割り振られます。
また、「マルチオーディオの設定」を有効にし、マルチビットレートで出力する場合、最初のストリームのオーディオ設定のみが指定可能です。その他のストリームのオーディオ設定は、最初のストリームと同じ設定になります。なお、ビデオ設定はストリームごとに設定できます。
出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」を指定した場合について
プロファイル設定画面で、「マルチオーディオの設定」が有効なプリセットを選択すると、ストリームリストに5個の副音声のストリームが自動で追加されます。ストリームセットに副音声のストリームを含めた場合に、オーディオの切り替えが可能なコンテンツが作成されます。コンテンツに含まれる副音声のストリームの数は、入力ファイルのオーディオトラックの数に応じて、自動的に調整されます。副音声のストリームのみを含むストリームセットは作成できません。
出力ファイルのアップロード先に「指定したURL」または「S3バケット」を指定した場合について
出力されるマスタープレイリストファイルには、副音声のメディアプレイリストに関する記述がされません。オーディオの切り替えを行うには、URIに副音声のメディアプレイリストを指定したEXT-X-MEDIAタグをマスタープレイリストに記述する必要があります。
▼ オーディオの切り替えができるマスタープレイリストの記述例
#EXTM3U
#EXT-X-MEDIA:TYPE=AUDIO,GROUP-ID="audio",LANGUAGE="ja",NAME="日本語",AUTOSELECT=YES,DEFAULT=YES
#EXT-X-MEDIA:TYPE=AUDIO,GROUP-ID="audio",LANGUAGE="ja",NAME="副音声",AUTOSELECT=YES,DEFAULT=NO,URI=" sample_1_a_02.m3u8"
#EXT-X-MEDIA:TYPE=AUDIO,GROUP-ID="audio",LANGUAGE="en",NAME="英語",AUTOSELECT=YES,DEFAULT=NO,URI=" sample_1_a_03.m3u8"
#EXT-X-STREAM-INF:PROGRAM-ID=1,BANDWIDTH=1500000,CODECS="mp4a.40.5",AUDIO="audio"
sample_1.m3u8
なお、メディアプレイリストファイル名とセグメントファイルのフォルダ名は、以下の命名規則で出力されます。
▼ メディアプレイリストファイルの例
sample_1.m3u8 (ビデオとオーディオ1)
sample_1_a_02.m3u8 (副音声1、オーディオのみ)
sample_1_a_03.m3u8 (副音声2、オーディオのみ)
▼ セグメントファイルのフォルダの例
stream_sample_1 (ビデオとオーディオ1)
stream_sample_1_a_02 (副音声1、オーディオのみ)
stream_sample_1_a_03 (副音声2、オーディオのみ)
# DASH詳細設定
DASHの暗号化の設定を行います。DASH詳細設定は、フォーマットに「DASH (暗号化あり)」を指定した場合にのみ表示され、設定が必要です。
# DRMタイプ
フォーマットに「DASH (暗号化あり)」を指定した場合の設定項目です。以下の値から複数指定が可能です。
値 | 説明 |
---|---|
Widevine | Widevine Modular DRMを使用します。 |
PlayReady | Microsoft PlayReady DRMを使用します。 |
# ストリームID
フォーマットに「DASH (暗号化あり)」を指定した場合の設定項目です。DASHのパッケージ時に使用するコンテンツ識別子を指定します。この項目は半角英数字、ハイフン、ピリオドまたはプラス記号のみ使用可能で、50文字以内で指定してください。指定しない場合は出力ファイル名から拡張子を除いたもの、またはコンテンツ名の最初の50文字が使用されます。
# ULIZA DRM License Serverアカウント識別子
フォーマットに「DASH (暗号化あり)」を指定した場合の設定項目です。DASHのパッケージ時に使用するULIZA DRM License Serverのアカウント識別子を指定します。この項目は半角英数字、ハイフン、アンダースコア、アットマーク、ピリオド、プラス記号のみ使用可能で、30文字以内で指定してください。指定しない場合はULIZAプロダクトアカウントのログインIDが使用されます。
# ポスター画像設定
ポスター画像の設定を行います。ポスター画像設定は、出力ファイルのアップロード先に「指定したURL」または「S3バケット」を指定した場合にのみ表示され、設定が必要です。
# ポスター画像を出力する
ポスター画像を出力するかを指定します。ポスター画像はJPEG形式で出力されます。
# ポスター画像の出力枚数
ポスター画像の出力枚数を指定します。この項目は1~100の整数が指定可能です。
# ポスター画像のサイズ(幅)
ポスター画像の幅をピクセル値で指定します。この項目は2 ~ 8192の偶数値が指定可能です。
# ポスター画像のアップロード先
ポスター画像のアップロード先URLを指定します。以下の値が指定可能です。
値 | 説明 |
---|---|
出力ファイルと同じ | 出力ファイルのアップロード先で指定したURLに作成されるposterディレクトリ内にポスター画像が出力されます。 |
指定したURLにアップロード | ポスター画像のアップロード先URLで指定したURLにアップロードします。 |
指定したS3バケットにアップロード | ポスター画像のアップロード先S3バケットで指定したS3バケットにアップロードします。 |
# ポスター画像のアップロード先URL
ポスター画像のアップロード先URLを指定します。URLスキームはhttp(s)、ftp(s)が使用できます。必要に応じて認証情報やポート番号を指定してください。
設定例:ftp://username:password@example.com:21/example/
# ポスター画像のアップロード先 のS3バケット(バケット名/オブジェクトのキーの接頭辞)
ポスター画像のアップロード先のS3バケットを指定します。S3のオブジェクトのキーの接頭辞を指定する場合、アップロード先のS3バケットの名前の直後にスラッシュを入力し、任意のオブジェクトのキーの接頭辞を指定します。この項目は150文字以内で指定してください。なお、認証情報は、S3バケットアクセス許可設定で指定してください。
設定例:bucket-name/object-prefix/example
# ポスター画像のファイル名の指定方法
ポスター画像のファイル名を指定します。アップロードされるポスター画像のファイル名にはアンダースコアと通し番号が接尾辞として付与されます。以下の値が指定可能です。
値 | 説明 |
---|---|
出力ファイル名と同じ | 出力ファイル名と同じ値を使用します。 |
入力ファイル名と同じ | 入力ファイル名から拡張子を除いた値を使用します。 |
任意の文字列(実行時に毎回指定) | タスクの登録時に毎回指定します。 |
例: poster-filename_00001.jpg ~ poster-filename_000100.jpg(ポスター画像の出力枚数が100枚)
# 入力ファイルの最初のフレームから出力
入力ファイルの最初のフレームからポスター画像を生成するかを指定します。「出力しない」を指定した場合、ポスター画像の出力枚数で指定した値と入力ファイルの尺に応じて、1枚目のポスター画像が出力されます。
# シークプレビュー画像設定
シークプレビュー画像の設定を行います。シークプレビュー画像設定は、シークプレビュー画像のアップロード先に「指定したURL」または「S3バケット」を指定した場合にのみ表示され、設定が必要です。
# シークプレビュー画像を出力する
ULIZA Playerで使用可能なシークプレビュー機能用の画像を出力するかを指定します。なお、シークプレビュー画像は、入力ファイルにビデオストリームが含まれ、総フレーム数が200枚以上ある場合にのみ出力されます。
# シークプレビュー画像アップロード先
シークプレビュー画像のアップロード先URLを指定します。以下の値が指定可能です。
値 | 説明 |
---|---|
出力ファイルと同じ | シークプレビュー画像が出力ファイルと同じディレクトリに出力されます。 |
指定したURLにアップロード | シークプレビュー画像のアップロード先URLで指定したURLにアップロードします。 |
指定したS3バケットにアップロード | シークプレビュー画像のアップロード先S3バケットで指定したS3バケットにアップロードします。 |
# シークプレビュー画像のアップロード先URL
シークプレビュー画像のアップロード先URLを指定します。URLスキームはhttp(s)、ftp(s)が使用できます。必要に応じて認証情報やポート番号を指定してください。
設定例:ftp://username:password@example.com:21/example/
# シークプレビュー画像のアップロード先S3バケット(バケット名/オブジェクトキーの接頭辞)
シークプレビュー画像のアップロード先のS3バケットを指定します。S3のオブジェクトのキーの接頭辞を指定する場合、アップロード先のS3バケットの名前の直後にスラッシュを入力し、任意のオブジェクトのキーの接頭辞を指定します。この項目は150文字以内で指定してください。なお、認証情報は、S3バケットアクセス許可設定で指定してください。
設定例:bucket-name/object-prefix
# シークプレビュー画像のファイル名の指定方法
シークプレビュー画像に「出力する」を指定した場合の設定項目です。以下の値が指定可能です。
値 | 説明 |
---|---|
出力ファイル名と同じ | 出力ファイル名と同じ値を使用します。 |
入力ファイル名と同じ | 入力ファイル名から拡張子を除いた値を使用します。 |
任意の文字列(実行時に毎回指定) | タスクの登録時に毎回指定します。 |
# ULIZA VMS G4設定
ULIZA VMS G4への登録に必要な情報を指定します。ULIZA VMS G4設定は、出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS G4」を指定した場合にのみ表示され、設定が必要です。
# エピソードコード・エピソード名
以下の値が指定可能です。
値 | 説明 |
---|---|
入力ファイル名と同じ | 入力ファイル名から拡張子を除いた値を使用します。入力ファイル名に半角英数字、ハイフン、アンダースコア以外の文字が含まれる場合、出力ファイル名は自動的に生成されるファイル名に変更されます。 |
入力ファイル名に接頭辞/接尾辞を付与 | 入力ファイル名から拡張子を除いた値に、次の入力欄で指定した接頭辞/接尾辞を付与した値を使用します。接頭辞/接尾辞は30文字以内で指定してください。また、エピソードコードの接頭辞/接尾辞は半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能です。入力ファイル名に半角英数字、ハイフン、アンダースコア以外の文字が含まれる場合、エピソードコードは自動的に生成される文字列に接頭辞/接尾辞が付いたものに変更されます。 |
任意の文字列(実行時に毎回指定) | タスクの登録時に毎回指定します。 |
# 事業者ID
登録するULIZA VMS G4アカウントの事業者IDを指定します。
# フォルダ名
ULIZA VMS G4管理画面における登録先フォルダを指定します。
# 公開期間
エピソードの公開開始/終了日時を指定します。指定しない場合は常時公開となります。
# S3バケットアクセス許可設定
アップロード先のS3バケットの認証情報を指定します。S3バケットアクセス許可設定は、出力ファイルまたはポスター画像、シークプレビュー画像のアップロード先に「S3バケット」を指定した場合にのみ表示され、設定が必要です。
# S3バケットの認証方式
アップロード先のS3バケットへのアクセス許可の委任方法を指定します。
値 | 説明 |
---|---|
アクセスキー | IAMユーザーを使用し、ULIZA En-Cluster (Cloud)にアクセス許可を委任します。この値を指定した場合、アクセスキーIDとシークレットアクセスキーの指定が必要です。 |
IAMロール | IAMロールを使用し、ULIZA En-Cluster (Cloud)にアクセス許可を委任します。この値を指定した場合、IAMロールのARNの指定が必要です。 |
# アクセスキーID
アップロード先のS3バケットへのアクセス許可が付与されたIAMユーザーのアクセスキーIDを指定します。
# シークレットアクセスキー
アップロード先のS3バケットへのアクセス許可が付与されたIAMユーザーのシークレットアクセスキーを指定します。
# IAMロールのARN
アップロード先のS3バケットへのアクセス許可が付与されたIAMロールのARNを指定します。
設定例:arn:aws:iam::123456789012:role/s3-upload-role
# IAMポリシーまたはIAMロールの作成
出力ファイルまたはポスター画像、シークプレビュー画像のアップロード先に「S3バケット」を指定した場合、お客様のAWSアカウントにIAMユーザーまたはIAMロールの作成が必要です。
# IAMポリシー
IAMユーザーまたはIAMロールにアタッチするIAMポリシーでは、許可するアクションにs3:PutObject
を指定します。
▼ IAMポリシーの設定例
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Effect": "Allow",
"Action": [
"s3:PutObject"
],
"Resource": [
"arn:aws:s3:::upload-bucket-outputfile/*",
"arn:aws:s3:::upload-bucket-poster/*",
"arn:aws:s3:::upload-bucket-seek-preview/*"
]
}
]
}
# IAMロール
IAMロール作成時に指定する「信頼されたエンティティ」には、弊社より案内するAWSアカウントIDを使用します。また外部IDには、S3バケットアクセス許可設定の「外部IDを表示」ボタンをクリックすることで表示される外部IDを使用します。
補足
IAMポリシーおよびIAMユーザー、IAMロールの作成に関する詳細な手順は、AWSのドキュメントを参照してください。また、出力ファイルおよびポスター画像、シークプレビュー画像の出力先のS3バケットは、すべて同一のAWSアカウントのS3バケットである必要があります。
# ストリーム設定
ビデオとオーディオのエンコードパラメータ、およびウォーターマークのパラメータを設定します。なお、フォーマットに「PASSTHROUGH」を指定した場合、設定が不要です。「ストリームを追加」ボタンをクリックすることで、最大5個までのエンコードパラメータが異なるストリームを設定できます。以下の設定項目があります。
# ストリーム全体の設定項目
設定項目 | 値 | 説明 |
---|---|---|
自動的にストリームの数を調整する | ― | このチェックボックスにチェックを入れると、ビデオのサイズが入力ファイルよりも大きいストリームを出力しません。この設定項目はフォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」を指定し、出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS G4」以外を指定した場合のみ表示されます。 |
ビデオのサイズの指定方法 | 幅を指定, 高さを指定 | ビデオのサイズの指定方法を指定します。ビデオのサイズの値はビデオ設定からストリームごとに設定します。 |
# ストリームごとの設定項目
設定項目 | 値 | 説明 |
---|---|---|
オーディオのみを出力する | ― | このチェックボックスにチェックを入れることで、オーディオのみのストリームを出力できます。フォーマットに「MP4」または「HLS (暗号化あり/なし)」を指定した場合のみチェックを入れることができます。 |
再生速度 | 0.5 ~ 2.0 | 再生速度を指定します。小数第1位まで指定可能です。 |
# 出力ファイルのアップロード先に「指定したURL」を指定した場合
# メディアプレイリストファイルのファイル名の指定方法
フォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」を指定した場合の設定項目です。HLSのメディアプレイリストファイルのファイル名の指定方法を指定します。
値 | 説明 |
---|---|
指定しない | 出力ファイル設定で指定した出力ファイル名にアンダースコアとストリームのインデックス番号を付与した値を使用します。 |
任意の文字列 | 次の入力欄で指定した文字列にアンダースコアとストリームのインデックス番号を付与した値を使用します。英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、50文字以内で指定してください。 |
# セグメントファイルのフォルダ名の指定方法
フォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」を指定した場合の設定項目です。HLSのセグメントファイルのフォルダ名の指定方法を指定します。
値 | 説明 |
---|---|
指定しない | streamにアンダースコアと出力ファイル設定で指定した出力ファイル名、アンダースコア、ストリームのインデックス番号を付与した値を使用します。 |
任意の文字列 | 次の入力欄で指定した文字列にアンダースコアとストリームのインデックス番号を付与した値を使用します。英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、50文字以内で指定してください。 |
# 出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」を指定した場合
# ストリームの名前の指定方法
ULIZA VMS (Cloud)に登録するコンテンツのストリームをULIZA En-Cluster (Cloud)の管理画面上で識別するためのストリームの名前を指定します。ストリームの名前は、ULIZA VMS (Cloud)には登録されません。
値 | 説明 |
---|---|
プリセット名から自動生成 | プリセット名にアンダースコアとストリーム設定に表示されている各ストリームのインデックス番号(1~5)を付与した値を使用します。 |
任意の文字列 | ストリームの名前に次の入力欄で指定した文字列を使用します。半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、30文字以内で指定してください。 |
# ビデオ設定
ビデオ設定では、ビデオ出力に関する設定を行います。それぞれ以下の値が指定可能です。
設定項目 | 値 | 説明 |
---|---|---|
コーデック | H.264, H.265, COPY | ビデオコーデックを指定します。COPYを指定した場合、ビデオのトランスコードを行いません。なお、フォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」を指定した場合、H.265は指定できません。 |
ビットレート(kbps) | 1 ~ 100000 | ビデオのビットレートを指定します。 |
サイズ(幅) | 2 ~ 4096 | ビデオの幅をピクセル値で指定します。偶数値のみ指定可能です。この設定項目はビデオのサイズの指定方法に「幅を指定」を指定した場合のみ表示されます。 |
サイズ(高さ) | 2 ~ 4096 | ビデオの高さをピクセル値で指定します。偶数値のみ指定可能です。この設定項目はビデオのサイズの指定方法に「高さを指定」を指定した場合のみ表示されます。 |
プロファイル | Baseline, Main, High | プロファイルを指定します。ビデオコーデックにH.265を指定した場合は指定できません。 |
レベル | 自動設定, 3.0, 3.1, 3.2, 4.0, 4.1, 4.2, 5.0, 5.1 | レベルを指定します。ビデオコーデックとしてH.265を指定した場合は指定できません。自動設定以外を指定した場合、ビデオのサイズやビットレートの設定値によってはエンコードに失敗することがあるため、自動設定を指定することを推奨します。 |
フレームレート | 15, 23.98, 24, 29.97, 30, 59.94, 60 | フレームレートを指定します。フォーマットに「DASH (暗号化あり/なし)」を指定した場合は小数値を指定できません。 |
キーフレーム間隔 | 0.5秒, 1秒, 2秒, 4秒, 8秒 | キーフレームの挿入間隔を指定します。 |
アスペクト比 | 入力ファイルと同じ, 4:3, 16:9 | アスペクト比を指定します。 |
補足
フォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」または「DASH (暗号化あり/なし)」を指定してマルチビットレート配信を行う場合、マルチビットレートを構成する各ストリーム間でキーフレーム間隔や再生速度などを統一することを推奨します。
# オーディオ設定
オーディオ設定では、オーディオ出力に関する設定を行います。それぞれ以下の値が指定可能です。
設定項目 | 値 | 説明 |
---|---|---|
コーデック | AAC, MP3, COPY | オーディオコーデックを指定します。COPYを指定した場合、オーディオのトランスコードを行いません。フォーマットに「MP4」以外を指定した場合、MP3は指定できません。 |
ビットレート(kbps) | 1 ~ 1411 | オーディオのビットレートを指定します。 |
サンプリング周波数 | 48.00 kHz, 44.10 kHz, 24.00 kHz, 22.05 kHz | サンプリング周波数を指定します。 |
チャンネル数 | ステレオ, モノラル | チャンネル数を指定します。 |
# ウォーターマーク設定
ウォーターマーク設定では、出力ファイルに挿入するウォーターマークに関する設定を行います。
# ウォーターマークを挿入
出力ファイルにウォーターマークを挿入するかを指定します。なお、ウォーターマークは出力ファイルにのみ挿入され、ポスター画像およびシークプレビュー画像には挿入されません。
# ウォーターマークの入力ファイル
挿入するウォーターマークの入力ファイルを指定します。ウォーターマークの入力ファイルを新規にアップロードするには、「ウォーターマークの入力ファイル」のフォームをクリックします。「ウォーターマークの入力ファイルの選択」ダイアログが表示されるので、アップロードするファイルをドロップエリア(破線枠内)にドロップするか、「エクスプローラを開く」ボタンをクリックしてエクスプローラからアップロードするファイルを選択します。アップロードが完了したら「決定」ボタンをクリックし、アップロードしたファイルをウォーターマークの入力ファイルに指定します。すでにアップロードしたファイルを使用するには、「ウォーターマーク画像の選択」から、ウォーターマークの入力ファイルの行をクリックして選択します。選択を終えたら、「決定」ボタンをクリックします。また、ファイル名右側の「削除」ボタンをクリックすると、指定したアップロード済みのファイルが削除されます。
# ウォーターマークのサイズの指定方法
挿入するウォーターマークのサイズの指定方法を指定します。
値 | 説明 |
---|---|
ウォーターマークの入力ファイルと同じ | 挿入するウォーターマークの幅と高さがウォーターマークの入力ファイルと同じ幅と高さになります。 |
幅のみを指定 | 挿入するウォーターマークの幅を指定します。高さはウォーターマークの入力ファイルのアスペクト比から自動で決定されます。 |
高さのみを指定 | 挿入するウォーターマークの高さを指定します。幅はウォーターマークの入力ファイルのアスペクト比から自動で決定されます。 |
幅と高さを指定 | 挿入するウォーターマークの幅と高さを指定します。 |
# ウォーターマークのサイズ(幅)
挿入するウォーターマークの幅をピクセル値で指定します。この項目は2 ~ 4096の偶数値が指定可能です。
# ウォーターマークのサイズ(高さ)
挿入するウォーターマークの高さをピクセル値で指定します。この項目は2 ~ 4096の偶数値が指定可能です。
# ウォーターマークの挿入方法
ウォーターマークの挿入方法を指定します。
値 | 説明 |
---|---|
簡単位置指定 | ウォーターマークの位置で指定した位置にウォーターマークを挿入します。この値を指定した場合、ウォーターマークの位置およびウォーターマークの余白の指定が必要です。 |
座標指定 | 入力ファイルの左上をXY座標の原点として、ウォーターマークの左上の位置がピクセル値で指定した位置になるように挿入します。この値を指定した場合、ウォーターマークのX座標およびウォーターマークのY座標の指定が必要です。 |
# ウォーターマークの位置
ウォーターマークの挿入位置を指定します。左上, 左下, 右上, 右下, 中央から指定可能です。
# ウォーターマークの余白
挿入するウォーターマークの余白をピクセル値で指定します。ウォーターマークの位置で指定した値によって指定できる設定項目が変わります。この項目は0 ~ 4096の整数が指定可能です。なお、ウォーターマークの位置に「中央」を指定した場合、指定できません。
# ウォーターマークのX座標(px)
入力ファイルの左上をXY座標の原点として、挿入するウォーターマークの左上のX座標の値をピクセル値で指定します。この項目は0 ~ 4096の整数が指定可能です。
# ウォーターマークのY座標(px)
入力ファイルの左上をXY座標の原点として、挿入するウォーターマークの左上のY座標の値をピクセル値で指定します。この項目は0 ~ 4096の整数が指定可能です。
# 出力ファイルの命名規則
出力フォーマットごとに出力ファイルの命名規則が異なります。以下に、ストリームが2つ含まれるタスクによって出力されるファイル名の例を示します。なお、ULIZA VMS G4に登録するタスクの場合、以下に示した出力ファイル名の先頭に自動的に文字列が付与されます。この文字列を任意に指定することはできません。
▼ フォーマットに「MP4」を指定した場合
sample_1.mp4
sample_2.mp4
補足
フォーマットが「MP4」でオーディオのみのファイルが出力される場合、拡張子がm4aになります。
▼ フォーマットに「HLS (暗号化あり/なし)」を指定した場合
プリセットのセグメントファイルのファイル名の接頭辞および、セグメントファイルのフォルダ名、メディアプレイリストファイルのファイル名に「指定しない」を指定した場合
sample.m3u8 (マスタープレイリストファイル) sample_1.m3u8 (メディアプレイリストファイル1) stream_sample_1/mediafile_<連番>.ts (セグメントファイル1) sample_2.m3u8 (メディアプレイリストファイル2) stream_sample_2/mediafile_<連番>.ts (セグメントファイル2)
プリセットのセグメントファイルのファイル名の接頭辞に「segment_file」を、セグメントファイルのフォルダ名に「segment_files」を、メディアプレイリストファイルのファイル名に「playlist」を指定した場合
sample.m3u8 (マスタープレイリストファイル) playlist_1.m3u8 (メディアプレイリストファイル1) segment_files_1/segment_file_<連番>.ts (セグメントファイル1) playlist_2.m3u8 (メディアプレイリストファイル2) segment_files_2/segment_file_<連番>.ts (セグメントファイル2)
▼ フォーマットに「DASH (暗号化あり/なし)」を指定した場合
sample.mpd (プレイリストファイル)
sample/sample_0.mp4 (ビデオストリームファイル1)
sample/sample_1.mp4 (ビデオストリームファイル2)
sample/sample_2.mp4 (オーディオストリームファイル)
補足
フォーマットに「DASH (暗号化あり/なし)」を指定し、マルチビットレートで出力する場合、最初のストリームのオーディオ設定のみ指定可能です。そのため、オーディオストリームファイルは1個のみ出力されます。
# プリセットの登録/更新
設定を終えたら、画面右下の「保存」ボタンをクリックします。以下のような「プリセット名設定」ダイアログが表示されるので、プリセット名と説明(任意)を入力し、「保存」ボタンをクリックします。プリセット名は、半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能で、30文字以内で指定してください。
出力ファイルのアップロード先に「ULIZA VMS (Cloud)」以外を指定した場合、プリセットの登録と同時に、そのプリセットを含むプロファイルも同時に登録することができ、また既存のプロファイルに追加することもできます。新しいプロファイルを登録する場合、「このプリセットを含む新しいプロファイルを作成する」にチェックを入れ、プロファイル名と説明(任意)を入力し「保存」ボタンをクリックしてください。
既存のプロファイルにプリセットを追加する場合、「このプリセットを既存のプロファイルに追加する」にチェックを入れ、追加するプロファイルを選択し「保存」ボタンをクリックしてください。
# プリセットを管理する
サイドバーの「プリセットの管理」をクリックすると、プリセット管理画面に遷移します。プリセット管理画面の構成は以下の通りです。
# ① プリセットリスト
登録済みプリセットが一覧表示されます。
# ② プリセットの検索
ここにキーワードを入力すると、そのキーワードをプリセット名または説明に含むプリセットのみがプリセットリストに表示されます。
# ③ 「更新」ボタン
このボタンをクリックすると、プリセットリストが最新の状態に更新されます。
# ④ 「プリセットの登録」ボタン
このボタンをクリックすることで、プリセット設定画面に遷移し、プリセットを登録できます。
# ⑤ 「プリセットの編集」ボタン
このボタンをクリックすることで、プリセット設定画面に遷移し、選択したプリセットを編集できます。
# ⑥ 「プリセットの複製」ボタン
このボタンをクリックすることで、プリセット設定画面に遷移し、選択したプリセットの設定値が入力された状態からプリセットを登録できます。
# ⑦ 「プリセットの削除」ボタン
このボタンをクリックすると、「プリセットの削除」ダイアログが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、選択したプリセットが削除されます。また、削除しようとしているプリセットのみを含むプロファイルが存在する場合、そのプロファイルも同時に削除されます。
# 通知を設定する
サイドバーの「通知の設定」をクリックすると、通知設定画面に遷移します。登録したタスクのステータスが完了やエラーになった際の通知をするために、通知機能を使用できます。通知設定画面の構成は以下の通りです。
# ① タスクの通知設定
それぞれの項目のチェックボックスにチェックを入れることで通知をする条件を設定します。この通知はタスク単位で通知されます。タスクのステータスの詳細についてはこちらを参照してください。
# ② CSVインポートジョブの通知設定
それぞれの項目のチェックボックスにチェックを入れることで通知をする条件を設定します。この通知はCSVインポートジョブ単位で通知されます。
# ③ 「保存」ボタン
このボタンをクリックすると、通知設定が保存されます。
補足
通知はULIZAプロダクトの管理画面の画面右上に以下のように表示されます。
# ログアウトする
画面右上のログインIDをクリックすると表示されるメニューから「ログアウト」をクリックすると、管理画面からログアウトし、ログイン画面に遷移します。