# 付録2：レジューム確認コールバック関数について

# レジューム確認コールバック関数を設定する

レジューム確認コールバック関数を設定すると、再生開始時に保存、または指定されている再生開始位置から再生するかをユーザーに選択させるなどの実装をすることができます。プレイヤーは、再生開始時に再生開始位置が保存、または指定されている場合にレジューム確認コールバック関数を呼び出し、再生処理を中断します（レジューム確認待ち状態）。レジューム確認コールバック関数を設定するには、実行する関数を定義します。インターフェースを以下に示します。

# ulizahtml5ResumeConfirmFunc(startResume, resumePos)

レジューム確認コールバック関数です。

引数

名前	タイプ	説明
startResume	関数	レジューム確認待ち状態を解除し、引数に指定した秒数から再生処理を行う関数が渡されます。
resumePos	数値	再生開始位置（秒）が渡されます。

戻り値

なし

レジューム確認コールバック関数設定の例

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
    <style>
      #resumebuttons {
        display: none;
      }
    </style>
  </head>
  <body>
    <div id="video1">
      <プレイヤータグ>
    </div>
    <div id="resumebuttons">
      <input type="button" id="topButton" value="top playback">
      <input type="button" id="resumeButton" value="resume playback">
    </div>
  </body>
  <script type="text/javascript">
    // レジューム確認コールバック関数
    function ulizahtml5ResumeConfirmFunc(startResume, resumePos) {
      const buttons = document.getElementById('resumebuttons');
      buttons.style.display = 'block';  // ボタンを表示する

      const topButton = document.getElementById('topButton');
      topButton.onclick = function() {
        buttons.style.display = 'none';  // ボタンを非表示にする
        startResume(0);  // 0秒から再生開始する
      };

      const resumeButton = document.getElementById('resumeButton');
      resumeButton.onclick = function() {
        buttons.style.display = 'none';  // ボタンを非表示にする
        startResume(resumePos);  // 保存または指定された位置から再生開始する
      };
    }
  </script>
</html>

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