# システム要件
本章では、ULIZA IP Broadcaster (Cloud)のシステム要件について記述しています。なお、コンテンツの管理についてはULIZA VMS (Cloud)のシステム要件を確認してください。
# 対応するライブストリーム形式
# 動作確認済みライブエンコーダー
以下のライブエンコーダーで動作を確認しています。なお、本項は弊社環境における動作確認結果を示すものであり、ライブエンコーダーの動作を保証するものではありません。また、いずれも弊社製品ではありません。ご使用になる際は十分検証の上、判断してください。
- Wirecast
- Open Broadcaster Software
- AWS Elemental MediaLive
- LiveShell X
- AJA HELO
- Zoomミーティング カスタムライブストリーム配信
# ライブエンコーダー設定
ULIZA IP Broadcaster (Cloud)は以下のライブエンコーダー設定によるライブストリーミングに対応しています。なお、ライブエンコーダーのハードウェア性能やネットワーク品質、ソフトウェアのバージョン等により以下の設定であっても正常に配信できない可能性があります。必ずテスト配信を行ってからご使用ください。
- プロトコル:RTMP
- ビデオコーデック:H.264
- オーディオコーデック:AAC
- ビットレート制御方式:CBR
また、以下のエンコーダー設定を推奨します。
- エンコーダー:x264
- プロファイル:メインまたはベースライン
- フレームレート:30 fps
- キーフレーム間隔:2秒
- オーディオサンプリングレート:44.1 kHz
- オーディオビットレート:128 kbps
注意
ライブエンコーダーにWirecastをご利用の場合に、以下の設定でChromecastにおいて再生がカクつくという事象を確認しています。
- エンコーダー:x264
- プロファイル:メインまたはハイプロファイル
エンコーダーを変更するかベースラインプロファイルを選択してください。
# 推奨ブラウザおよび画面解像度
ULIZA IP Broadcaster (Cloud)の管理画面はPCのGoogle Chromeでの操作を推奨します。画面解像度は1280x720ピクセル以上を推奨します。
# 「管理画面から配信」における推奨スペック
管理画面から配信は、以下のスペックの端末での配信を推奨します。 なお、ブラウザの利用状況やネットワーク品質等により以下の設定であっても正常に配信できない可能性があります。必ずテスト配信を行ってからご使用ください。
- クアッドコア プロセッサ
- 8 GB のメモリ
# 「画面収録」における推奨スペック
画面収録は、以下のスペックの端末での録画を推奨します。 なお、ブラウザの利用状況やネットワーク品質等により以下の設定であっても正常に録画できない可能性があります。必ずテスト録画を行ってからご使用ください。
- クアッドコア プロセッサ
- 8 GB のメモリ
# リアルタイムライブ機能システム要件
# 対応OSおよびブラウザ
リアルタイムライブ機能は以下のOSおよびブラウザの組み合わせを推奨しています。
| OS | ブラウザ | |
|---|---|---|
| Windows 11 | Chrome | ○ |
| Windows 11 | Firefox | × |
| Windows 11 | Edge | ○ |
| macOS 14 ~ 26 | Chrome | ○ |
| macOS 14 ~ 26 | Firefox | × |
| macOS 14 ~ 26 | Safari | ○ |
| macOS 14 ~ 26 | Edge | ○ |
| Chrome OS | Chrome | × |
| Android 10 ~ 16 | Chrome | ○ |
| Android 10 ~ 16 | Edge | × |
| Android 10 ~ 16 | WebView | × |
| iOS 17 ~ 26 | Chrome | ○ |
| iOS 17 ~ 26 | Safari | ○ |
| iOS 17 ~ 26 | Edge | × |
| iOS 17 ~ 26 | WebView | × |
| iPad OS 17 ~ 26 | Chrome | ○ |
| iPad OS 17 ~ 26 | Safari | ○ |
| iPad OS 17 ~ 26 | Edge | × |
| iPad OS 17 ~ 26 | WebView | × |
注意
- 推奨環境を満たしている場合でも、端末の性能や負荷状態によって正常に再生できない可能性があります。
- ネットワーク品質等にも依存します。
# RTMP配信のエンコーダー設定
リアルタイムライブの RTMP 配信機能を使用する場合、RTMP 出力が可能なライブエンコーダーで以下の入力仕様に従ってください。 なお、ライブエンコーダーのハードウェア性能やネットワーク品質、ソフトウェアのバージョン等により以下の設定であっても正常に配信できない可能性があります。必ずテスト配信を行ってからご使用ください。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 映像コーデック | H.264(Baseline プロファイル) |
| 解像度 | 最大 720p、最小 160p |
| 最大ビットレート(映像) | 8.5 Mbps |
| フレームレート | 10〜60 FPS |
| IDR 間隔 | 1 または 2 秒 |
| B フレーム | 0(無効) |
| 音声コーデック | AAC-LC |
| 音声チャンネル | ステレオ(2ch)またはモノラル(1ch) |
| サンプリングレート | 44.1 kHz または 48 kHz |
| 最大ビットレート(音声) | 160 Kbps |
注意
- RTMP ストリームには映像トラックと音声トラックの両方が含まれている必要があります。どちらか一方が欠けている場合、ストリームは切断されます。
- 解像度が 720p を超えるとストリームは切断されます。
- エンコーダーの最大ビットレートが 8.5 Mbps に設定されている場合でも、エンコーダーが目標値を超えるとストリームが切断されます。これを防ぐには、エンコーダーの最大ビットレートを 6 Mbps 程度に設定することを推奨します。
- B フレームを含むストリームは自動的に切断されます。ご使用のエンコーダーで B フレームを必ず無効にしてください。
# OBS Studio を使用した RTMP 配信の設定例
- 「設定」を開き、「配信」セクションで「サービス」のドロップダウンから「カスタム」を選択します。
- 「サーバー」に、管理画面のリアルタイムライブ詳細画面に表示される「RTMPサーバーURL」を入力します。
- 「ストリームキー」に、管理画面のリアルタイムライブ詳細画面に表示される「ストリームキー」を入力します。
- 「出力」セクションを開き、「出力モード」を「詳細」に変更します。
- 「配信設定」の「映像エンコーダ」を x264 に設定します。
- 「エンコーダ設定」の「チューン」を
zerolatencyに設定します。 - 「ビットレート」を 8.5 Mbps 以下に設定します。
- 「映像」セクションを開き、解像度を 720p(1280×720)以下に設定します。
- 「配信開始」をクリックします。
出力設定の推奨値
- キーフレーム間隔:1秒または2秒(短くすると視聴者の再生開始を早められます)
- CPU 使用率プリセット:
veryfast - ビットレート:2.5 Mbps 未満を推奨(低速なネットワーク環境の視聴者に対応するため)
B フレームの無効化
B フレームを含むストリームは自動的に切断されます。以下のいずれかの方法で無効にしてください。
- x264 を使用する場合:チューンを
zerolatencyに設定する - x264 を使用する場合:x264 オプションに
bframes=0 sliced-threads=0を入力する - NVENC などを使用する場合:「B フレーム」を
0に設定する または 「Bフレームを使用する」 のチェックを外す